施設長挨拶

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平成31年度に向けて

いつもふれあい通信.Webにご訪問いただきまして誠にありがとうございます。また、王子光照苑をはじめ、堀船高齢者在宅サービスセンター、豊島地域包括支援センターの事業運営にご理解ご協力を賜り心より感謝いたします。

雛祭りも過ぎ、桜の開花時期が気になる季節になりました。都内は例年より開花が早いようです。
利用者の皆様にはお花見ドライブや近隣散策で王子光照苑近隣の桜を楽しんでいただく予定でおります。

さて、今年の冬は全国的にインフルエンザが流行いたしましたが、利用者の皆様、ご家族の皆様のご協力をいただき、給食委託業者の日清医療食品様のバックアップにより、職員一同が自身の健康管理、手洗い励行や使い捨てマスク・手袋着用など感染予防対策に取り組み、苑内感染防御に成果を上げられたと思います。引き続き、安全衛生の徹底に取り組んでまいりますので、ご理解・ご協力をお願い申し上げます。

また、4月からの新年度を迎えるにあたり、王子光照苑では平成30年度の事業実績を総括して、新たな事業計画を作成しているところです。

特別養護老人ホーム、デイサービス、高齢者あんしんセンター、ホームヘルパーステーションそれぞれの事業が連携して、地域の高齢者や御家族をサポートする体制をさらに強化していきたいと考えておりますが、施設の老朽化、事業実績の低迷、新たな介護人材の不足など難しい課題も多いのが現状です。

このような状況を克服して、将来にわたり地域の皆様に選ばれる福祉サービスを提供していけるよう、様々な工夫や情報収集を行って事業の見直しや再構築を図り、新年度の事業運営に取り組んでまいりたいと考えております。

家族会や地域の皆様、ボランティアの皆様におかれましても、引き続きのご協力を賜りたく、どうぞよろしくお願い申し上げます。

平成31年3月15日
施設長  安藤 純子

平成30年度王子光照苑グループ事業所重点目標

人材育成によるサービスの質の向上

  • IT機器の導入を図ることで、介護職員の記録類の簡略化と効率化により、介護職員の業務負担を軽減し、職員定着の向上を図るものとする。
  • 指揮監督者(係長)および指導職(主任)は、苑のルールやサービス技術の統一をもって、部下への模範となるとともに、部下の責任を負うものとする。
  • 指揮監督者は、部下の学習環境を維持できるよう積極的にサポートに努めること。
  • 指揮監督者はむやみに意見を否定することはせず、自由な意見交換を行えるような環境を構築すること。
  • 職員は自身の糧となる学習については、業務に差し支えがない限り積極的に向上を図ること。
  • サービス提供部署の全職員は、利用者の状況変化に適したサービス提供など迅速に対応する環境を整えるためにも、同部同課内だけでなく各部各課間の職員同士がコミュニケーションを図り、団結し協調し合える環境作りに努める。
  • 職制の序列、先輩後輩の分別を付け、相互で不当、無礼な振る舞いは慎むこと。

高品質介護サービスの実現

  • 質の良い職員確保のため、環境改善、処遇改善などの向上を図り定着率の向上を図る。
  • 利用者は顧客であることを第一に認識し、虐待につながる要因の排除を徹底するとともに、ナースコールなどサービス要求への即時対応を徹底する環境を構築する。
  • 利用者へのサービスが隅々まで行き渡るよう、業務マニュアルの見直しを意識し、無駄な作業を排除しながら業務の高効率化を図る。
  • 管理職、監督職を中心に提供するサービスおよび、職務の責任の所在を明確にし、他部署間でスムーズな連絡、調整が図れるように環境を構築する。
  • 終末期を迎えるにあたっては、本人はもとよりご家族が安心して依頼してもらえるようターミナル・ケアを推進していく。
  • 利用者のニーズに対し、積極的に検討、計画を立案し、可能な限り実施を図る。

適正な収入の確保、内部留保対策

  • 計画に沿った執行を職員全員が意識していくとともに、改訂介護保険法に則した中長期経営計画などの見直しを含めて具体策、具体案を実施実現する。
  • 光熱水費の削減とともに、無駄な業務、物品購入を控え、経費削減を常に意識する。
  • 年間稼働率を特養:97%、短期入所:135%を割らないように営業努力する。
  • デイサービス利用率において、王子光照苑一般型90%、認知症型70%および、堀船事業所一般型75%、認知症型70%を割らないように営業努力する。
  • 業務内容の把握のため、監督職以上の職員で内部監査員を組織し、業務管理体制整備事業内部監査を行う。

地域社会との連携、広報活動の強化

  • 介護相談において、営業時間外の受け付け体制を整える。
  • 社会貢献事業ネットワークへの参入について検討し準備を行っていく。
  • 広報活動を活用し、稼働率、集客に繋げていく。
  • 福祉サービス第三者評価をはじめ、介護サービス情報の公表などの外部審査を受審し、施設サービスの透明性を図るとともに、継続的な改善を行っていくこと。
  • 地域および社会的な信用を得るため、丁寧な言葉遣い、容姿、立ち居振る舞いなども重要な要素として認識し、就業中は常に心がけること。

リスクマネジメントの充実

  • 大規模地震などの災害に備え、苑が地域の防災拠点となるよう訓練を徹底する。
  • 不測の事態などにおいて、継続運営ため災害時のみならず、感染症などにおいても業務継続計画(BCP)の作成、周知徹底を図り、緊急時対処を明確にする。
  • 設備不良や感染症など、リスク発生の際に適切な初動が行えるよう、マニュアルの改善、教育を徹底し、有事の際の人員体制などの計画整備をしておく。
  • 個人情報および、特定個人情報(マイナンバー)の取り扱いについて、それらの情報に関わる職員ひとりひとりが認識し個人情報保護、漏えい防止に努める。
  • 当苑事業が係わる法改正などにおいては、利用者および家族などへその内容を通達しなければならない。そのための情報収集は迅速かつ正確に行わなければならない。
  • 全職員は健康診断における所見事項を放置せず、必要な検査および治療を受け自身の健康管理、健康維持を義務とし、常に適切なサービス提供環境を維持すること。
  • 特に平成30年度は、労働基準監督署より指導のあった、安全衛生管理について実施し、周知徹底する。

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